全裸主演映画『ヘルタースケルター』のヒットを手土産に沢尻エリカ(26)が日本脱出－－グラマラスボディーと得意の語学力を武器に全米ドラマデビューを勝ち取ったというのだ。
「所属するエイベックスの全面協力のもと、6月下旬頃からアメリカに行っては、オーディションを受けまくっていたようです。すでに業務提携するアメリカの有力プロダクションとエージェント契約を交わし、数多くのブロマイド(宣材写真)がハリウッドの映画＆ドラマ関係者にバラまかれた」(芸能プロ関係者)
中でも、ハリウッド関係者の目を釘付けにしたのが、『ヘルタースケルター』の宣材資料だったという。
「沢尻のオールヌードはもとより、無修整版が配付されたそうです。堂々とオーディションに通ったのも、脱ぎっぷりの良さと日本人離れしたプロポーション、パイパン剃毛が好感をもたれたようです。欧米人にとってはロリチックな顔なのにナイスバディというギャップで、しかも日本人というのは人気の的。話題にならないわけがない…」(沢尻事情通)
ちなみに、沢尻の出演が取り沙汰されているのは、リュック・ベッソン監督作の映画『レオン』。ヒロインのマチルダの後日談を描いたスピンオフ・ドラマ。製作は、すでに大ヒットを記録している海外ドラマ『NIKITA/ニキータ』のスタッフらが担当するという豪華さだ。気になる物語と沢尻の役所だが…。
「マチルダは、レオンの意思を継いで自分も殺し屋になっている。沢尻は色仕掛けで相手を仕留める日本人の殺し屋。マチルダの良き相棒として活躍する傍ら、親をテロリストに殺された過去を引きずりながら生きているんです。マチルダ役には映画『ハリーポッター』でヒロインを演じたエマ・ワトソンの名前が有力候補に挙がっている」(米エージェンシープロデューサー)
それにしても何故、沢尻は、いまになって全米デビューにこだわるのか。7月14日に公開された映画『ヘルタースケルター』はすでに興行成績10億円を超える大ヒットを記録。最終的に興収20億円超えも夢ではなくなってきた。本来なら続編の話が浮上しても良さそうなのだが…。
「それもこれも全ては身から出たさび。自業自得というやつです。確かに、結果的に映画は大成功したが、それ以上に沢尻は日本の芸能界に敵を作ってしまった。ジャパンプレミヤはドタキャン。映画の収録中も遅刻やキャンセルなどのトラブルが日常茶飯事。誰も沢尻と共演したがらない。この評判が芸能界に広まってしまったのです」(大手芸能プロ幹部)
さらに、ダメ押しとなったのが一部週刊誌が報じた“マリファナ吸引疑惑”だ。
「事実関係について、いまだに沢尻本人の口から何のコメントも発せられていません。このご時世、自ら火中の栗を拾うような業界人はおろか、役者もいませんよ」(関係者)
多かれ少なかれ日本の芸能界にしがみつけば、いずれは干上がってしまう運命だったのだ。映画『ヘルター～』の中で追い詰められた沢尻はこう叫ぶ。
「売り物にならなくなったら、みんな離れてく…。あたしから…。笑われて、きっとみんなに忘れられる」
未来を暗示するセリフでないことを祈るばかりだ。
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