飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進中のタレント・佐々木希。看板モデルを務めていた女性ファッション誌『PINKY』(集英社)が休刊となるも、現在は毛色の違う『non-no』(同)の専属モデルの座に収まっている。CMタレントとしても好調で、彼女が注目を集めるきっかけとなったロッテのガム「Fit's」をはじめ、サントリーのお酒「カロリ。」やFUJIFILM 「FINE PIX」など、実に10社にも及ぶ契約が舞い込む人気ぶり。バラエティー番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)のレギュラーも獲得し、まさに順風満帆。そればかりか、なんと今度は女優として初の"主演連続ドラマ"が決定したというのだから驚きである。
彼女が初の主演を務める連続ドラマのタイトルは、『土俵ガール(仮)』(TBS系)。7月より毎週火曜深夜0時50分後放送予定だ。舞台は、廃部寸前の弱小高校相撲部。佐々木は、かつて力士だった父親から男同様に育てられ、子どもの頃から相撲の才覚を発揮していたが、反抗心から相撲と縁を切り、ファッションモデルとして活動する主人公を演じる。ひょんなことから、主人公は相撲部の監督に就任し、部を立て直すべく奮闘する青春スポ根ドラマだという。華奢な体つきで、相撲とは縁遠そうな佐々木に白羽の矢が立ったのはなぜなのか。番組プロデューサーは、起用の理由について
「女性的な美しさとかわいさで今まさに旬の佐々木希さんが、男臭さの極致とも言える相撲部の中で奮闘するという、"ギャップ"の面白さから広がるドラマを是非作りたく、出演をお願いしました。コミカルな物語の中で、佐々木さんの熱い演技が繰り広げられることを期待しています」
としている。 確かに"ギャップ"だけは強く感じるが......。「問題は、佐々木の演技力にある」と、スポーツ紙記者は言う。
「佐々木希が主演、と聞いて、失笑した記者も少なくありませんでしたよ。これまでにも映画やドラマでの演技経験はありますし、昨秋には主演映画『天使の恋』も公開されましたが、お世辞にも演技のレッスンを積んだ女優には見えませんでした。伊東美咲や長谷川京子など、モデルから女優の道へと進んだものの、"大根役者"の烙印を押されてしまった女優は多いですが、佐々木も今のところはその枠ですね。そういえば、一時期"エビちゃん旋風"を巻き起こした蛯原友里も、『特命係長・只野仁』(テレビ朝日系)や『スローダンス』(フジテレビ系)などに出演しましたが、結局女優として認められることはなく、迷走してしまいました」(スポーツ紙記者)
『天使の恋』は同名ケータイ小説を映画化したものだったが、主人公の女子校生・理央役を演じた佐々木は、公開前に
「役柄に抵抗を感じるというより、演技ができないからやりたくなかった。主演は無理だと断った」
と明かしていた。その後、事務所関係者らに説得され、「やるしかない」と覚悟を決めたという。つまり、本人が「女優になりたい」と望んだ結果ではなく、周囲のお膳立てによる主演だったということだ。今回の連続ドラマ主演も、同様なのだろうか。
「佐々木は積極的に女優業に挑戦したがっているわけではないですが、地元秋田時代はヤンキーでならしただけあって、とにかく根性がある。ここまでは所属事務所やスポンサーの敷いたレールに乗ってきただけのように見えますが、彼女が本気で取り組めば、演技力もまだまだ向上の余地があると思いますね。問題は、滑舌の悪さでしょうか。今の彼女の喋り方は、あまりにも"素人"すぎて、あるCMでは商品名さえうまく聞きとれないと話題になったこともありました」(テレビ誌編集者)
主演ドラマで、"大根役者"の汚名返上なるか。また、相撲部監督役ということで、佐々木のまわし姿も拝めるかもしれない。深夜帯ならではのお色気シーンにも期待したいところだ。(ネタ元:メンズサイゾー)
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