保護責任者遺棄致死罪など4つの罪に問われた元俳優・押尾学被告の第6回公判が13日、東京地裁で開かれた。
連日の公判では押尾被告のセックスライフを軸とした生々しい話が次々に飛び出し、世間の関心を高めている。今回は押尾被告が、ドラッグセックス後に、当時妻だったタレント・矢田亜希子にメールを送っていたことなども明かされた。
あくまで無罪を主張する押尾被告に対し、検察官がこんな質問をする場面があった。
「ベッドの脇にiPodが忘れてありましたよね。誰のものですか」
ベッドというのは、事件のあった六本木ヒルズの部屋の......という意味だ。押尾被告はこう答えた。
「私の女性の友人です」
これに対し検察官は「ベッドの脇に忘れるなんて、ずいぶん親密な関係なんですね」と具体名を出さない被告をチクリ。
しかし、ここで弁護人が大きな声で「異議あり!」と叫んだ。「その方については詳しく聞かないことになっています」と他の話題に進めたが、唐突にNGワード認定が飛び出したことには裁判員も戸惑った様子だった。これについて報道陣からは「女性というのはピーチジョン野口では?」という憶測もあった。
"野口"とは同部屋を被告に貸していたとされる下着通販会社社長の野口美佳氏のことだろう。同氏は押尾の親友として知られた人物で、事件には無関係ではあるものの、部屋を貸した人間として「証人として出廷するべきでは?」という声も上がっていた。
ただ、本人は呑気なもので初公判のあった3日の夜は「昔の彼氏と飲んでます」という日記とともにネットに料理の写真を公開、事件には無関心といった風だ。その様子を見た記者からは「押尾の逮捕当初は相当、焦っていた様子でしたが、一転しているのは、もう自分の名前が事件に絡んで出ることはないという安心感からかも」という声もある。
「弁護側があれだけ過剰反応するんですから、押尾を経済面で支援する代わりに裁判で名前を一切出すなという取り決めでもあるのではないか?」(同)
一方、「逮捕を機に絶縁してしまう方がおかしい」と語る芸能関係者もいる。
「本当に彼女が押尾の友人なら、むしろ支援してあげるべき。ただ、経営者の立場上、名前を出してほしくないのも理解できる」と同関係者。
薬物に絡んだ事件は周囲の人間もが疑われる傾向がある。例の事件部屋では、それこそ毎晩のようにドラッグセックスが行われていたようなイメージすらある。その意味では、押尾被告の友人たちも被害者か。
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