2010年、NHK朝の連続テレビ小説『
ゲゲゲの女房』でヒロインを演じてブレイクした女優・
松下奈緒(25)。東京音楽大学在学中の04年にドラマ『
仔犬のワルツ』(日本テレビ系)でデビューして以来、6年目での大ブレイクだ。そんな彼女になぜか浮上しているのが、「
処女説」。
週刊誌やスポーツ紙がウワサ半分に報じているところによると、いわく「これまで男性スキャンダルが一度もなく」「今でも午後10時という門限があって、帰宅すると兵庫の実家の両親に写真付きでメールを送信する」「ほとんど酒を飲むことができず、酒席も苦手」「シモネタには赤面してしまう」「幼少期からピアノのレッスンに明け暮れていた。男と遊んでいる暇などなかった」などなど、松下をウブな女性であるとする証言のオンパレード。
彼女がただの女優でなく音大卒の「ピアニスト」という肩書を持っていることも、世の男性陣の妄想をたくましくしているようだ。自分たち凡人の世俗的な文化とは一線を超えた、汚れなき地位に彼女を祀りあげたいらしい。さらに、某実話誌では、芸能記者の言葉としてこんな談話まで......。
「彼女の体臭から
処女だと断言する関係者がいるんです。なんでも、彼女から青いリンゴの香りがするというんです。男を知らない気品のある香りというんですけどね」
それは香水だろう。
処女の体臭が青リンゴのような匂いだというのなら、小学校や中学校の教室はさぞや甘い芳香が充満していることだろう。
実は彼女には、過去に男性スキャンダルが報じられたこともある。しかもお相手はジャニーズアイドル・
KAT-TUNの
田口淳之介(25)だ。デビュー間もない頃に、田口と親しく食事デートしていたという目撃談があったのである。また、小説家へと華麗な転身をはかった
水嶋ヒロとも仲の良い関係だったという。松下は決して「純情」でも「男嫌い」でもないのだ。
だが一体どうして、彼女に唐突な"
処女説"が降ってわいたのだろうか。実はこのネタは、彼女の周囲から意図的にリークされた情報だという。
「松下は、デビューから06年まで大手芸能事務所の研音に所属していた。だがマネジャーと共に突然独立、新事務所を構えたのです。通常ならば、これで干されてしまってもおかしくない。同じ事務所だった
水嶋ヒロの退社騒ぎも、つい先日大いに話題になりました。しかし彼女、独立後に着実にメディア露出を増やし、ついにNHK朝ドラのヒロインの座をもぎ取った。おまけに今年の紅白歌合戦司会にも内定した。干されるどころか、新興事務所所属のほぼ無名の新人としては異例の大出世を遂げているんです。その裏には、芸能界の"ドン"に大変気に入られているから、という事情があると言われています」(週刊誌記者)
業界の大物の寵愛を受け、現在の地位までのぼりつめたのではないか、というのである。独立時、件のマネジャーと恋愛関係にあるのではともウワサされていた松下だが、そういった熱愛話も前出の交際目撃談とともに抹殺され、現在では「清純な
処女」というイメージを植え付けることに成功している。あっぱれなイメージ戦略である。
来年1月からは、フジテレビ系火曜午後9時台放送予定の連続ドラマ『
CONTROL~犯罪心理捜査~』で主演することが決定しており、目下撮影中の松下。11月にはベストアルバム発売を記念したピアノコンサートも成功させた。来年以降、CM契約や映画出演など仕事オファーはひきもきらないという。清潔感を最大のウリにしている今、男性スキャンダルなどはもってのほかであり、当分は"
処女説"が覆されることはないだろう。くれぐれも、黒いウワサには注意していただきたい。
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