2月28日、オリコンが配信した桜庭ななみ（17）が表紙を務める『B.L.T. U-17 sizzleful girl Vol.13』発売記念イベントの記事から、バンクーバー五輪で服装の乱れや記者会見での態度が注目を浴びたスノーボードの国母和宏選手について、「ファッションはイケイケですよね。毎日楽しそうなので友達になってほしい」とコメントした一節が、3日までに削除されたという。
当初の記事では、バンクーバー五輪の注目選手にスノーボード男子ハーフパイプ代表の国母和宏選手を挙げ、【6代目なっちゃん・桜庭ななみ「国母選手と友達になりたい」】という見出しで、記事冒頭から、桜庭が国母について
「最後に、応援してくれる方に感謝してますってテレビで言っていてすごく心に残りました」
「ファッションはイケイケですよね。毎日楽しそうなので友達になってほしい」
「やんちゃなイメージがあるけど感謝の気持ちを持っていないと世界には行けないんだなって思いました」
などのコメントを出したという内容で配信されていた。フィギュアスケートの浅田真央に対してのコメントの方が、扱いは小さかったのである。しかし差し替えられた記事では見出しが【6代目なっちゃん・桜庭ななみも浅田真央を絶賛 「尊敬できる方です」】に変更となり、記事冒頭に浅田に対するコメントが掲載されたのに対し、国母選手に関するコメントなどは全て削除された。
桜庭は、2007年に地元の鹿児島でスカウトされて芸能界入り。地元で話題の美少女だったそうで、どんな地方にも張り込む粘り強さで有名な芸能事務所・スウィートパワーによって発掘された。同事務所の先輩には、内山理名、黒木メイサ、堀北真希らがおり、ポスト堀北真希との呼び声も高い彼女。08年には『ミスマガジン2008グランプリ』に約17,000人の中から選ばれ、同時に08年の全国高校ラグビーフットボール大会においてイメージキャラクターを務めた。 09年にはアニメ映画『サマーウォーズ』（ワーナー・ブラザーズ）のヒロイン役として声優デビュー。5月封切りの映画『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』（ワーナー・ブラザーズ）にも出演している、今注目の若手アイドル女優だ。
そんな彼女だけに多数のマスコミが集まった冒頭の会見だが、いくらお騒がせの国母選手に言及した発言だったとはいえ、わざわざ記事を差し替えるのは逆効果ではないだろうか？ タレントのイメージがいくら大事とはいえ、今回の差し替えはあまりに不自然。この件に関しては、ネット上でも非難の声が多く上がっている。
・わろたｗ 犯罪者でもないのに国母もえらい悪者にされたな。
・これ国母がちょっとかわいそうだｗ
・清純派アイドル(笑)な時代だしな、こういうコメントも普通じゃないの。これ位の年齢の子がちょっと悪そうな男に惹かれるのなんかよくあること。
女優とはいえ、桜庭もまだ17歳の女子高生。ちょっと不良っぽい男に憧れてもおかしくない年頃なうえ、腰パンファッションはイマドキの高校生にはスタンダードだ。清純派として売りたい事務所の意向は分かるが、国母選手もスノーボーダーとして一流であることは間違いなく、なかなかのイケメンだけに、桜庭もつい素直な気持ちを口に出してしまったのだろう。
いまどき「アイドルはトイレに行かないんだ！」「○○ちゃんは絶対処女！」などと思っているファンもほとんどいないだろうが、あまりに"清純派"なキャラクターを作り込む戦略は、かえって危険である。小倉優子りんも"こりん星人"キャラを廃止した。作られたキャラ、作られたアイドルは時代にそぐわないのかもしれない。
ただ、あまりに奔放になり過ぎても困る。そういえば、彼女の先輩であるミスマガジンには、我がメンズ・サイゾーの"絶対エース"小阪由佳が04年のグランプリとして名を連ねている。「アイドル時代はウソばっかりだった」と激白し、過激発言を繰り返す彼女を見習えというつもりは毛頭ないが......。（ネタ元：メンズサイゾー）
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